懸崖日記

ひげよねの日記。 断崖のわずかな土に根を張る為にやっていること、考えていること。 大学院へ長期入院していましたが、とうとう退院してしまいました。 これからどうするか…。続けること、新しく始めること。いろいろ模索中。

気楽にコメント下さいな。

組織間関係

組織間関係
―企業間ネットワークの変革に向けて

山倉 健嗣 著
有斐閣 (1993)
soshiki

組織間関係―企業間ネットワークの変革に向けて
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もう20年近く前が初版の本。
購入したのは2009年の初版第8刷発行のもの。
内容的には今でも十分に通用するものです。

以下のような内容です。

はしがき
第1章 組織間関係と組織間関係論
第2章 組織間関係のパースペクティブ
第3章 組織間パワーとコミュニケーション
第4章 組織間関係の調整メカニズム
第5章 組織間構造と組織間文化
第6章 「組織の組織」
第7章 組織間変動と変革
第8章 経営戦略と組織間関係
第9章 企業の地域戦略と組織間関係
むすびにかえて-展望

1冊の本として各章が流れるように繋がっている。
にもかかわらず、各章は独立した文献としても読むことができる。
各章の後に参考文献が書かれている。
1人の著者が書かれた文献の中で、これほどしっかりしている
(読んでいる最中にそう思う)本は、なかなか無いと思う。

さまざまな「資源」への対応から組織間関係を述べる「資源依存
パースペクティブが中心になっているが、その他の考え方も織り
交ぜながら論が展開される。
非常に興味深く読み進めることができた。
付箋も多く貼った。

これまで読んできた本は、経営戦略策定の立場から組織構造を
述べるものが多かったのだが、第8章の経営戦略と組織間関係は
組織論から経営戦略を述べたものになっていて、読み応えがあった。

もっと早くに読んでおけばよかったと思う本の1つとなった。

CSRと市場

CSRと市場
-市場機能におけるCSRの意義-

粟屋 仁美 著
立教大学出版会 (2012)
<発売 有斐閣>

CSR-MRKT

CSRと市場―市場機能におけるCSRの意義
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親しくさせて頂いている粟屋先生の本。
4月末に購入し、予備論文締切間際の5月に少しずつ読み、
ようやく昨日、あとがきまで読み切りました。

内容としては以下のようになっています。

序 (亀川先生 記述)
第1章 序論
第2章 CSR概念の基礎理論と定義
第3章 CSR概念と社会的費用
第4章 CSR概念と社会規範の変化
第5章 CSRを機能させる株式会社制度と資源の最適配分
第6章 結論
参考文献
あとがき-謝辞に代えて

粟屋先生の博士論文がもとになっている本。

ひげよねが博士後期課程に進んだときには、すでに3年次になられていて、
さらに遠方からの通学をされていたので、博士論文の内容は良く知らなかった。
今回、単行本という形で読めてよかった。

COSOなどにも触れるのかな?と思っていたのですが、もっと上位概念での
理論展開でした。

個人的に、この図、このイコールは・・・というところもあったけれど、先生が
言わんとしていることは、わかったつもり。
かと言って、議論を振られても答えられるかどうか怪しいですが。

購入は、大学などで。

侮ってはいけない

最初に宣言。
別に、甘く見ていたとか、そんなことはありません。
だって、現在に至るまで多くの方々に支持されている大学であり、
知り合いに履修したことのある人もいますし。


今日、Amazonで購入した中古本が届いた。
放送大学の教科書。
「改訂版 イノベーション経営」
3,200円の本を約300円で購入(送料入れても約550円也)。

編者の先生が書かれているWeb上の記事で、この本から引用
しているようだったから。
引用元の本を購入しようと考えたわけ。
他の本などでも、おそらく同様なことが書かれている本はあると
思われるが、探すのに時間をかけたくなかったので中古で購入。

届いて、その内容を斜め読みしたら、300頁を超える内容の内、
10頁程度に書かれている内容だった。
うーん、もう少し書いてあるかと思ったのだが・・・。

しかし、驚いたのは分担執筆している先生。
錚々たる先生方が書かれている。
野中先生に、藤本先生に・・・って感じ。
きっと学部生用に分かりやすく書かれていると思うのだけど、
一度全てに目を通した方が良いのかもしれない。

大人の経営学

大人の経営学
‐MBAの本質に迫る‐

亀川 雅人 著
創成社 (2012)

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大人の経営学‐MBAの本質に迫る‐
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尊敬する先生の最新本。
読みやすく、合間の時間で読めました。

内容としては以下のようになっています。

プロローグ
第1話 経営を学ぶ大学院って何ですか
第2話 これからの経営大学院の教育は?
第3話 経営の言葉を学ぶ
第4話 経営学は社会貢献?
第5話 経営学で論理的に考える
第6話 価値判断と曖昧さの経営学
第7話 説明力としての経営学
第8話 経営学は誰のものか?
あとがき

架空の亀川先生の教え子が、社会人(新聞記者)として恩師に
社会人の学び(MBA)に関して取材する内容。
なので、対話形式で話は進んで行く。

ゼミ室とか中華料理屋とか寿司屋とか・・・、光景が浮かんできて、
知っている人間には笑いが出るところもある。

話としては、前半は先生と教え子の2人の会話で、学ぶことの意義、
さまざまな言葉の定義の重要さを確認していく。
後半は、ゼミに参加して価値判断、分析に関して、さまざまな角度で
物事を考え、最後はゼミ生(社会人)としてどのような人達が学びに
来ているのかを確認して終わる。
終わるというより、続きは想像って感じかな。

対話形式で、読みやすく書かれているからと言って、薄い内容の
本という訳ではない。
亀川先生から普段言われていることを再認識し、原点に戻る意味で
読んで良かったと思う内容。
時々読み直して経営学に関して気持ちをリセットするには良いかな。

ホワイトスペース戦略

ホワイトスペース戦略
-ビジネスモデルの<空白>をねらえ-
Seizing the White Space
- Business Model Innovation for Growth and Renewal -

Mark W. Johnson 著
池村千秋 翻訳
阪急コミュニケーションズ(2011)

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ホワイトスペース戦略 ビジネスモデルの<空白>をねらえ
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ずっと積読だった本。
ようやく読了。

内容としては以下のようになっています。

序文
第1部 成長と企業変革を実現する新しいモデル
 第1章 ホワイトスペースとビジネスモデル・イノベーション
 第2章 ビジネスモデルの「四つの箱」
第2部 新しいビジネスモデルが必要なとき
 第3章 内なるホワイトスペース-既存の市場を変革する
 第4章 かなたのホワイトスペース-新しい市場をつくる
 第5章 はざまのホワイトスペース-市場の地殻変動に対処する
第3部 再現性のあるビジネスモデル・イノベーション
 第6章 新しいビジネスモデルを設計する
 第7書 ビジネスモデルを導入する
 第8章 既存企業特有の課題
終章
謝辞

付箋は何枚か貼りました。
しかし、終章までで260頁の本としては少ない枚数です。

読む前から、そんな気はしていたのですが、この本独自の何かというものは
多くないように思います。
経営戦略に関する幾つかの本を読んでいれば、同じようなことを書いていると
感じる部分が多いのではないでしょうか。

本書で良いと思うのは、一貫してビジネスモデル・イノベーションをどのように
行うべきか、ビジネスモデルの「四つの箱」という概念を通して書かれている
ところだと思います。
後は、事例がそれなりに書かれているところでしょうか。

# ただ、事例は成功している事例ばかりです。
# 成功例に共通する要点を抽出しようという試みでしょうけど。
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