清須会議 (幻冬舎文庫)
三谷 幸喜
幻冬舎
2013-07-26



面白かった。
いやぁ、解説でも書かれているのですが、現代語訳で登場人物のモノローグ、手記、議事録などを書いているので、すらすら読める。
そして、感情や話し言葉が現代語訳なので、あの時代の人々がこんな言葉使ったら…と、それだけで面白い。

羽柴秀吉と柴田勝家を中心とした登場人物の駆け引きが、小難しくなく表現されていて、読み終わったあと、これが事実だと思わせてしまう内容。
(もちろん、時代考証はされているので、史実に近いでしょう)

特に歴史に詳しいわけではないので、会議前、会議中、会議後のどの場面も、そうくるかという感覚を味わいながら読み進められました。

映画、観に行くかなぁ…。