日本MOT学会の研究会の会合日でした。
ひげよねは、すっかり来週だと勘違いしていて、に電話を頂いて慌てて会場に。

今日は、長岡技術科学大学大学院 技術経営研究科 システム安全系 の 門脇 敏 先生から、
「安全」というものをどうとらえているか、とらえることが出来るか、さらに長岡技術科学大学で
どのような取り組みをされているかをPPTを使っての説明して頂きました。

東洋的な考え方と、欧米的な考え方の違いを明確に説明されたのは「確かに!」でした。
何となくこれまで思っていたことを、はっきり聞かされた感じです。

日本
 災害の「主原因は人」であり、技術対策よりも人の対策を重視する
 見つけた危険をなくす技術⇒「危険検出型技術」
欧米
 災害を防ぐのは、「技術の問題」である。
 理論的に安全を立証する技術⇒「安全確認型技術」

人が主か、技術が主か。
日本は「人」に対する教育などはこれまでもされてきているのだから、これに技術的な安全を
加えていくことで、よりリスクの低減が出来るだろうということ。

この辺りは、「技術」というものをどうとらえるかによって、様々な分野で同様なことが言える事が
できるだろうと思った次第です。

その後は、これまでの会合でも特に注目している組み込みソフトウェアに関して、どのように
考えるかなどをディスカッション。

次回も興味ある話が聞けそうです。