資本と知識と経営者
―虚構から現実へ―
(創成社新書)

亀川 雅人 (著)

創成社 (2006/09)



はしがき
第1章 知識と分業の関係
第2章 資本主義社会と知識
第3章 資本と貯蓄
第4章 遠回りの生産
第5章 資本の果実
第6章 時間価値と知識
第7章 虚構と資本価値
第8章 虚構の組織設計
第9章 知識を創造する経営者の役割
終章

我らが亀川(K)先生の2006年の本。

先輩・後輩に『今頃読んだのか』と怒られそうですが。。。

少し前の本と思われるかもしれないが、現在でも十分にわかりやすく
通用する考え方が書かれています。
付箋も幾つか貼らせて頂きました。

後半になってくると専門的になってくるが、2/3程度は例示も分かりやすく
(以前、先生から聞いた話が書かれてた。ネタとして持ってたんだ~)、経営に
関心のない人でも理解しやすいのではないかと思う。

多角化が企業のリスク分散、選択と集中は危険な賭けというのは、ハッと
する点だった。
無形資産と有形資産に関しても考えさせられるところがあった。

論文の参考文献ということで・・・

良い本です。