懸崖日記

ひげよねの日記。 断崖のわずかな土に根を張る為にやっていること、考えていること。 大学院へ長期入院していましたが、とうとう退院してしまいました。 これからどうするか…。続けること、新しく始めること。いろいろ模索中。

気楽にコメント下さいな。

2013年07月

7月末目標はなんとか

7月も終わります。
もう8月だなんて…。

さて、学会誌掲載の報告論文について。
印刷所からきた原稿の校正は終了。
印刷所に送付した。
再校をすることになると思うけど、たぶん来週なので、ちょっと一息。

次、博論の微修正。
(大した量じゃないのに)時間がかかったけれど、一応修正完了。
あと、A先生からのものが残ってる程度。
これも一息。

ということで、最低7月中にはやりたかった作業は完了。

次は、この前の日本経営分析学会で報告した内容での報告論文書き。
これも時間は少ない。
さっさと始めなきゃ…と言いつつ、今日はやらない。

学業に関わる費用に対する認識

社会人(社会人の定義はここでは置いておく)として何年も過ごした後、大学の学部に3年次編入学、そして大学院と進んできた。
いわゆる社会人学生となって、もう何年も過ごしている。

同じく社会人学生として多くの人と会ってきた。
ひげよねも含め、これらの社会人大学生の多くが感じているもの…それは、学生時代とは学習に対する意識が違うということ。
その大きな要因は、学費負担だと思う。

自分で学費を負担して学ぶということを通して、ろくに収入のない学生時代…特に大学生の時代のことを思い出し、改めて親に感謝し、もっと勉強しておけば良かったと思うのだ。

先日、奨学金を受給した人たちが支払いに苦慮しているというニュースがあった。
まぁ、このニュースに関しては?なところがあった。
(インタビューに対する答えの詳細がわからないので「何が?」は書かない)

奨学金には貸付と給与がある。
給与は返済しなくても良い。
貸付は返済義務がある。そして、利子率はいろいろだ。
このような中、無利子奨学金の拡充の検討がされているようである(給与も含め)。

ひげよねは社会人で収入があるが、大学の学費支払いは大変である。
なので、半年分弱の給与奨学金を2回程度受けた。
出して頂いて感謝である。

どのような奨学金に対しても、感謝しなければならない。
それが給与奨学金であったとしても、支出してもらっていることに対して感謝して学業の成果を示さなければならない。

返済が困難な人が増えているという。
それは社会環境の問題が背後にあるので簡単な回答を書くことは出来ない。
だけど、返済するという意思のもとに受けたのであれば、返済すべきだ。
単に勉強の機会をタダでくれというのは、おかしい。
意地悪く考えれば、変に給与奨学金を増やすことは、感謝しない学生を増やすことに繋がる。
無利子にして、返済期間を長期にするのが一番良いと思う。

その金額を用意するのに、どれほどの労働をしなければならないかを理解せず、タダ乗りをすることはダメだと今は思う。
学生時代はそんなこと考えずに過ごした。
今だからわかる親の苦労である。
これを学生時代に理解できるというのは、良い事のようにも思える。

事業展開(enchantMOONから)

長文(だらだら書いてます)

製品レベルについて、非常に多くの意見が飛び交っている。
満足・不満足は、期待と現実のギャップの差によって生まれる。
したがって、ほぼ確実に、同じ満足レベルの顧客はというのは存在しない。
どんな製品であろうと、全ての人に満足されることはない。
「ここまで出来ていれば満足」というものは人によって異なる。
顧客が多くなれば、その満足感に対する評価も多く、バラけることになる。

将来的に広く一般の人に使用してもらうことを考えた場合、母集団に含まれるさまざまな顧客層を反映した集団を対象とすると、一般化するための課題などが得られやすい。
これは、食品の関東地域限定発売などで取られている手法。

さて、顧客を限定した場合にはどうなるか。
今、enchantMOONに対しては、イノベーターやアーリーアダプターを対象にした方が良かったのではないかという意見がある。

イノベーターやアーリーアダプターに向けて発売し、意見を取り入れたとしよう。
この集団は母集団を反映したものではなく、非常に偏った集団である。
したがって、この集団で認められたとしても広く一般に普及しようとする際には、いわゆるキャズムをどのように乗り越えるかが問題となる。
この時になって初めて多くの非難を受け、試行錯誤する。
多くの製品は、偏りのある集団に対する評価を得た後でキャズムを乗り越える。

enchantMOONを実際に購入した人が、どのような人なのか?…アンケートでもとってみないと、イノベーターやアーリーアダプター以外にも購入しているのかはわからない。
広く一般に購入されたとして考えてみると、上記のような偏った意見収集ではなく、一般化する際の課題を早い段階で取得出来たと考えることもできる。
まぁ、これが良いことかどうかはわからない。
ベンチャー企業の製品として考えると、ニッチな領域でまずは成功…の方が良かったかもしれないし。
でも確実に、今得られる厳しい意見は、製品を良くしていく上で貴重な情報であることは間違いない。

今得られる情報を、いかに消化するかがUEIに課せられた課題だ。

ーーー

この課題を消化するのに、ベンチャーでは無理という意見があるようだ。
本当にそうなのだろうか。
大企業でないからという意見のようだが、大企業であれば逆に事業の中止を早々に決定するかも。
MSのように、ソフトで大企業になってから、surfaceを作れというのだろうか。
これは、極論かもしれないが、ベンチャーとして挑戦するなと言われているような気がした。
ベンチャーに対して身の程しらすと断罪することは、大企業を持ち上げ過ぎだ。
大企業も衰退するし、もとはベンチャーだ。

世の中、分業である。
大企業で実行できない製品化を、ベンチャー企業が行っていると考えることができる。
ということは、大企業の事業撤退とベンチャーの事業撤退は同じ事だ。
もちろん、製品を世に問うたベンチャー企業が最終的に倒産することはありえる。
ベンチャー企業とて、従業員が居るわけであるし、倒産は避けなければならない。
そのため、経営者は会社を存続させるための意思決定をする。
UEIの社長、清水氏はこのことに対して「会社の経営が傾かない限り」と語っている。
これは、「会社の経営が傾く事態になったら、躊躇なくenchantMOONの事業を中止する」と語ったことと同義だ。
その時が来たらキッチリ決断すると言っているのであって、ズルズル続けますと言っているのではない。
このことを理解した上で、UEIのenchantMOON事業を応援している。

ーーー
追記
enchantMOONに対して、GALAXY Note 2で十分という意見がある。
この意見は、おかしい。
製品コンセプトを無視している。
比較する上での前提条件は整えましょう。

(お約束の)ゼミ進行役

博論の最終微修正をちまちまと行なっている中、今日は夏休み中の1回目のAゼミでした。

進学相談会が行われていたこともあり、ゼミは夕方から開催。
大学には2時間半くらい前に行って、院生室で作業してました。

ゼミ開始時間前に進学相談会の会場に行って、K先生、C先生、H先生、A先生と話をする。
院生室に戻ってから急ぎの作業をしてからゼミの教室に行く。
A先生はまだ来ていない。
(進学相談会での作業があるので当然)

ということで、お約束のゼミ進行。
修士課程の2人の状況確認・指導から。
1人目の指導が結構長くかかった。
途中でA先生がやってきたが、今回のゼミは基本的にひげよねが進めることに。

1人目の方の研究内容は、ひげよねの研究分野に近いのでまぁなんとか。
2人目の方の研究内容は、A先生の研究分野なので、先生にフォロー頂きながら進める。
(こちらも勉強。内容も指導も)
3人目として、博士課程のYさん。
いろいろ質問しながら今後の研究の方向性を議論。

終わってみると、結構時間が経過していた。
もう少し、時間配分などを考えた進行をしないとダメかなぁ。

帰りは雨に降られたが、A先生と歩きながら少し話が出来たので良し。

細かい修正が

微修正を進めています。

大体、修正するところは決まっていたのですが、修正箇所を確認してから実際に修正するまで時間をあけすぎました。。。

一気に書けるところは書いたのですが、細かくチェックしたところは、再度見直しながらになってしまった。

学会報告の作業が入ったのが効いています。

えーーーっと…って感じです。

明日、明後日でどこまで作業できるかなぁ。



報告論文、応募書類は来月に入ってから。
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